OUR STORY — 私たちについて
The Story Behind The Thorn
棘の入江という名前に込めた、荒々しさと静けさへの敬意の物語。
起源 · Origin
HOW IT BEGAN
静かに始まった記録
蒲郡の海辺に暮らす数人が、誰にも知られぬ入江を訪ね歩いたことから、すべては始まりました。
西浦の外れ、地図には載らない小さな入江。そこには潮風に鍛えられた棘の茂みと、切り立った崖に守られた静かな水面がありました。休日ごとにこの場所へ通い、写真を撮り、植物の名を調べ、潮位表をつけていた地元の有志たちは、やがてその記録を「棘の入江」と呼ぶようになりました。特別な計画があったわけではなく、ただこの場所を失いたくないという素朴な思いから始まった小さな活動です。
やがてノートは冊子になり、冊子はこのウェブサイトになりました。私たちは今も、開発者でも研究機関でもなく、ただこの海岸を歩き続ける一団の観察者に過ぎません。
MISSION & PHILOSOPHY
荒々しさを、荒々しいままに
私たちが大切にしているのは、この海岸を「良くする」ことではありません。崖を削り、道を舗装し、案内板を増やすことは、この入江が持つ本来の姿を損なうことになると考えています。棘の茂み、波に洗われた岩肌、風にしなる草——そのすべてが、人の手を加えられないままであることに価値があるのです。
そのため私たちの活動は、開発でも保護区の設置でもなく、ただ静かに歩き、目にしたものを記録することに徹しています。潮だまりの生き物の名前を控え、季節ごとに姿を変える植生を写真に残し、崖の色や波の音までも言葉にしてきました。これは自然に手を加えるための記録ではなく、自然がそこにあり続けたことの証を、私たちなりの方法で残すための記録です。
訪れる方々にも同じ姿勢をお願いしています。小径から外れず、植物を摘まず、静かに歩くこと。それだけで、この入江は何十年先も今と同じ表情を見せてくれると信じています。
OUR VALUES
私たちが大切にする三つのこと
01
静寂 / Silence
波音と風の音だけが響く時間を守ること。私たちは声を張らず、案内を最小限にとどめ、この場所が持つ静けさそのものを尊重しています。
02
保全 / Conservation
手を加えず、あるがままを守ること。私たちは開発や整備を行わず、この海岸線が本来持つ荒々しい姿をそのまま次の世代へ引き継ぎたいと考えています。
03
記録 / Documentation
見たものを、見たままに書き残すこと。写真と言葉によって、この入江の四季と表情を静かに記録し続けることが、私たちにできる唯一の贈り物だと思っています。
COMPANY INFORMATION
会社概要
- 会社名 / Name
- Thorn Cove Zone Co., Ltd.
- 所在地 / Address
- 138 Nomicho, Okazaki City, Aichi 444-0061, Japan
Tel: +81 564-23-8209 - メール / Email
- contact@thorn-covezone.com